データ解析メソッドテーブルの操作

データ解析メソッドテーブルには、各メソッド開発タスクごとに様々なテーブルが表示されます。同じ数値や単位を一括で入力する操作や、検量線濃度の一括変更、項目のソート方法について説明します。

数値や単位の一括入力

簡単な操作で、列全体の数値や単位を一括入力したり、一括変更ができます。一括入力するには、次の手順で行います。一括変更も同様の手順で実行できます。

  1. 一括入力する列のヘッダーをクリックします。

    列全体が選択され、先頭のセルが緑色に変わります。

    Input1.png 

  2. 数値を入力します。単位を入力する場合はドロップダウンリストから選択します。

    先頭のセルに、数値または単位が入力されます。

    Input2.png 

  3. 再度、ヘッダーをクリックするか、Enter キーを押します。

    列全体に数値が一括入力されます。

    Input3.png 

 

単位を一括変更する場合、先頭のセルで変更前と同じ単位を選択した場合は、一括変更されません。別の単位を選択して一括変更してから、再度、正しい単位に一括変更してください。

 

検量線レベル濃度の定数倍入力

各検量線レベルに濃度を入力する場合に、簡単な操作で一括入力や一括変更ができます。各検量線レベルの濃度の倍率を設定することにより、濃度が自動計算されます。

ここでは例として、レベル 1~4 の濃度を「0」、「10」、「20」、「50」の状態から、「0」、「10」、「25」、「100」に変更する手順を説明します。

  1. 倍率の基準にするレベル列のヘッダーをクリックします。

    列全体が選択されます。

    Input4.png 

  2.  

    • 濃度が「0」のレベルを基準にすることはできません。

    • 新規に濃度を入力する場合や、基準にするレベルの濃度も変更する場合は、あらかじめ、「数値や単位の一括入力」の操作で、列全体の数値を入力/変更しておきます。

     

  3. 基準にするレベルのヘッダー上で右クリックして表示されるコンテキストメニューから、[濃度定数倍] を選択します。

    [濃度定数倍] ダイアログボックスが表示されます。

    MultiplyConc1.png 

    [濃度定数倍] ダイアログボックス

    基準にしたレベルには「1」が表示され、その他のレベルには現在の倍率が表示されます。

  4. 各レベルの倍率をダブルクリックして、新しい倍率を入力します。

    この例では、以下のように入力します。

    MultiplyConc2.png 

    [濃度定数倍] ダイアログボックス

  5. [OK] をクリックします。

    検量線レベルの濃度が一括変更されます。

    teisubai3.png 

ソート

メソッドテーブルの列のヘッダーを利用して、チューンモードや質量数でテーブルをソートできます。テーブルをソートするには、次の手順で行います。

  1. 列の右側に三角のマークのある列のヘッダーをクリックします。

    昇順、または降順でメソッドテーブルがソートされます。

  2. 列のヘッダーをクリックするたびに、昇順と降順が切り替わります。

    Mass_down.png :降順でソートされます。

     Mass_up.png:昇順でソートされます。

    Mass_down_88.png :降順でソートされます。

     Mass_up_88.png:昇順でソートされます。

  3.  

    ソートを解除してデフォルトに戻すには、コンテキストメニューから [並べ替えのリセット] を選択します。