バッチの中で設定した測定元素のうち、その一部の元素だけを測定すればよい場合があります。この場合、「サブリスト」という測定する元素だけを選択したリストを使って測定することができます。
サンプルリストペイン(シーケンス)の [サブリスト] 列に、測定質量数のサブリストを設定します。ただし、測定メソッドに設定されている質量数以外の質量数は設定できません。
[スキャンタイプ] に [MS/MS] を設定したチューンモードを選択した場合には、Q ポール 1(2~260)とQ ポール 2(2~275)の質量数を設定できます。
スキャンタイプ
スキャンタイプを選択します。
[MS/MS] :MS/MSスキャンを行います。測定元素の合計テーブルに [Qポール 1] 列と [Qポール 2] 列が表示され、それぞれの測定質量数を設定できます。
[シングル四重極] :シングル四重極スキャンを行います。
サブリスト名
サブリストの名称が表示されます。編集する場合は<編集>ボタンをクリックします。
<編集>
[サブリスト名の編集] ダイアログボックスが表示され、サブリストの追加/削除、名称の変更ができます。
周期表テーブル
元素名をクリックすると、下の質量数テーブルにその元素の同位体の質量数と存在比が表示されます。なお、この場合、質量数テーブルは表示のみで、質量数の選択はできません。
測定元素の合計テーブル
選択した測定元素が表示されます。
[スキャンタイプ] に [MS/MS] を選択した場合は、[Qポール 1] 列と [Qポール 2] 列が表示され、それぞれの測定質量数を設定できます。
[測定] にチェックを入れるとサブリストに追加されます。
<すべて選択>
測定元素の測定テーブルに表示されている元素をすべて選択します。
<すべて選択解除>
測定元素の測定テーブルに表示されている元素をすべて非選択にします。
<マススケールへ移動>
マス・スケールテーブルが表示されます。マススケールテーブルで<周期表へ移動>をクリックすると、周期表テーブルに戻ります。
<元素情報>
[イオンデータベース] ダイアログボックスが表示され、元素情報を確認できます。
<OK>
設定内容を反映します。
<キャンセル>
設定を中止します。