このダイアログボックスでは、“UploadLIMSFile.icpms.script”ファイルを設定できます。このスクリプトファイルは、User folder¥LIMSフォルダに保存されています。
スクリプトがこのフォルダにない場合は、プリインストールされたデフォルト値を読み取ります。
データタイプ
バッチテーブルをカスタマイズするために、どのカテゴリの列を出力するかを選択します。 [使用可能なデータ] と [データの出力] は、選択したデータタイプに従って表示されます。 [サンプル] と [分析対象物] を選択できます。
使用可能なデータ
出力可能でも、出力データに選択されていないデータヘッダが表示されます。 [COMMA] は、必要に応じて、[データの出力] に何度でも追加できます。このため、 [使用可能なデータ] には、常に [COMMA] があります。
項目名が英語で表示されます。日本語の項目名との対応については、以下の「項目名の対応表」をご覧ください。
データの出力
出力ファイルに出力するデータヘッダが表示されます。このリストの表示順にバッチテーブルの列が出力されます。
項目名が英語で表示されます。日本語の項目名との対応については、以下の「項目名の対応表」をご覧ください。
項目名の対応表
データタイプ |
表示される項目名 |
該当する項目名 |
---|---|---|
サンプル |
Sample Name |
サンプル名 |
Date and Time Acquired |
測定日時 |
|
Dilution Factor |
希釈係数 |
|
Data File Name |
データファイル名 |
|
Batch Name |
バッチ名 |
|
Data Path |
データパス |
|
Operator |
オペレータ |
|
Instrument Name |
装置名称 |
|
Misc. Info or Comment |
その他の情報やコメント |
|
Sample Weight or Volume |
サンプル重量 または体積 |
|
Final Weight or Volume |
最終重量 または体積 |
|
Dilution Multiplier |
希釈率 |
|
Date Acquired |
測定日 |
|
Time Acquired |
測定時間 |
|
Sample Type |
||
Max. Daily Dose |
1日最大用量 |
|
%J |
%J |
|
COMMA |
コンマ「,」 |
|
分析対象物 |
Tune Step |
チューンステップ |
Analyte |
分析対象物 |
|
Element Full Name |
元素名 |
|
Mass |
質量数 |
|
ISTD Ref Mass |
内標準リファレンス質量数 |
|
Concentration |
濃度 |
|
Conc RSD |
濃度RSD |
|
Min Conc |
最小濃度 |
|
CPS Mean |
CPS平均 |
|
CPS Rep |
CPS(繰り返しデータ) |
|
Conc Rep |
濃度(繰り返しデータ) |
|
CPS RSD |
CPS RSD |
|
Units |
単位 |
|
Retention Time |
RT(リテンションタイム) |
|
Element Symbol Name |
元素記号 |
|
ISTD Flag |
内標準フラグ |
|
Level Conc |
検量線レベルの濃度 |
|
Spike Recovery % |
添加回収率 |
|
ISTD Recovery % |
内標準リカバリ % |
|
Act. %J Value |
J値 |
|
Spike Amount |
スパイク添加量 |
|
COMMA |
コンマ「,」 |
|
<追加>
選択した項目を [使用可能なデータ] から [データの出力] の最終行に移動します。
<削除>
選択した項目を [データの出力] から [使用可能なデータ] の最終行に移動します。
<すべて追加>
[使用可能なデータ] のすべての項目を [データの出力] へ移動します。
<すべて削除>
[データの出力] のすべての項目を [使用可能なデータ] へ移動します。
<上へ移動>
[データの出力] で選択した項目を 1 行上に移動します。
<下へ移動>
[データの出力] で選択した項目を 1 行下に移動します。
ヘッダーの表示
出力ファイルの一番上に列のヘッダを表示する場合にオンにします。
分析対象物名とチューンモードのマージ
オンにすると、分析対象物列を「分析対象物名-チューンモード」の形式で出力します。
分析対象物リストから内標準元素を削除
内標準元素を分析対象物リスト除外する場合にオンにします。
完了と同時に通知する
タスクが終了したときに通知する場合にオンにします。
完了と同時にファイルを開く
ファイルの出力後にファイルを開く場合にオンにします。
選択しないですべてのサンプルを出力
除外サンプル以外のバッチテーブルのすべてのサンプルを出力する場合にオンにします。
各サンプルは各行に出力
各サンプルを各行に出力する場合にオンにします。
最初の行にサンプル情報を出力
最初の行に、サンプル情報を出力する場合にオンにします。
オーバーレンジ情報を表示
オーバーレンジ情報を出力ファイルに表示する場合にオンにします
除外されたCPS 繰り返し/濃度繰り返し/レベル濃度の表示
除外されたCPS 繰り返し/濃度繰り返し/レベル濃度を表示する場合にオンにします。デフォルトは、“Rejected”です。
「内標準フラグ」列として内標準用マークを出力
内標準の「内標準フラグ」列に内標準用マークを付けて出力する場合にオンにします。マークを空にすると、「内標準フラグ」列には、FALSEまたはTRUEと表示されます。
「内標準フラグ」列として分析対象物のマークを出力
分析対象物の「内標準フラグ」列に内標準用マークを付けて出力する場合にオンにします。マークを空にすると、「内標準フラグ」列には、FALSE またはTRUE と表示されます。
小数部分の桁数
小数部分の桁数を設定します。デフォルト値は、濃度は 3、CPSは 2、RSDは 1、RTは 3 です。
ファイルパス
出力ファイルの出力先を設定します。テキストボックス右の […] をクリックすると、出力先を選択できます。デフォルトは、「¥Agilent¥ICPMH¥LIMS」です。
ファイル名
出力ファイルの名前を決定します。デフォルトはバッチ名です。
ファイル拡張子
出力ファイルの拡張子を設定します。 [.csv] か [.txt] を選択でき、それ以外の拡張子も設定できます。デフォルトは、[.csv] です。
<デフォルト>
このダイアログのすべてのパラメータをデフォルトに戻します。
すでに [デフォルト] をクリックしたか、スクリプトファイルがUserFolder ¥LIMS フォルダに見つからなかった場合には、bin¥UploadLIMSFile.ICPMH.scriptからコピーして、新しいスクリプトファイルを作成します。(古いスクリプトファイルはUploadLIMSFile_Day_Time.icpms.scriptとして保存されます。)
<OK>
すべての状態を保存し、スクリプトファイル“UploadLIMSFile.icpms.script”を“ UserFolder ¥LIMS”に作成します。
<キャンセル>
出力ファイルの作成や設定の保存をしないで、ダイアログボックスを閉じます。