[アクセスコントロールの設定] ダイアログボックス

 

アクセスコントロールの設定や変更をするには、以下の条件が必要です。

 

[ユーザアクセスコントロールの有効化]

ユーザアクセスコントロール機能を有効にするとき、Onにします。

[アクセスコントロールを常に有効にする]

チェックボックスをオンにして [OK] をクリックすると、確認メッセージが表示されます。

確認メッセージで [OK] をクリックすると、ユーザーアクセスコントロールが常に有効になり、無効にすることはできません。

 

この機能は、SDA では利用できません。

 

<監査証跡マップのコンフィグレーション>

アクセス制限の範囲を設定します。

画面ロック時間

長時間、ユーザによる操作がなかった場合に、MassHunter をロックするまでの時間が表示されます。「0」の場合は、ロック時間は設定されません。ロックされた場合は、再度、ユーザー認証を要求されます。

この設定は、Agilent OpenLab コントロールパネルで設定するため、ここでは設定できません。

猶予時間

ユーザー認証の猶予時間を入力します。猶予期間を設定することによって、ソフトウェアをより生産的に使用できるようになります。

たとえば、繰り返しパスワードを毎回入力しなくても、パラメータの変更作業ができるようになります。一度パスワードが入力されると、その猶予期間中に再びパスワード入力を要求することはありません。変更理由の入力が必要な機能を使用する場合には、この期間中に [ユーザーの確認と変更理由] ダイアログボックスが表示されますが、ユーザーとパスワードの領域はグレー表示され、理由の入力だけが必要となります。

「0」の場合は、猶予時間は設定されず、毎回、ユーザー認証が必要になります。

[データベースシステム]

インストールされているデータベースシステムが表示されます。

MassHunter 終了時にローカルキャッシュを削除

チェックを入れると、MassHunter を終了するときに、ローカルキャッシュを削除します。

[MassHunter 終了時にローカルキャッシュを削除] は、デフォルトでは、チェックが入っていません。ローカルキャッシュにバッチが存在しない場合は、MassHunter は、サーバーからローカルキャッシュにバッチをダウンロードしますが、バッチに多くのサンプルがある場合は多少時間がかかります。

頻繁に利用しないバッチや、アーカイブされたバッチがキャッシュに存在する場合は、この項目にチェックを入れたり、後述する [キャッシュを消去] ボタンをクリックして。キャッシュを消去することをお勧めします。

ローカルデータの保護

[ローカルデータの保護] がオンの場合は、プロテクトモードになり、SDA 使用時に、バッチやバッチ結果の改ざんを防ぐことができます。デフォルトはオンです。

プロテクトモードでは、MassHunter は次のように動作します。

フォルダパス

OpenLab Server Products、またはWorkstation Plus の場合は、データを保存するフォルダパスが表示されます。フォルダを選択するには、<同期する> をクリックします。

SDA の場合は、データを保存するデータベース名とフォルダパスが表示されます。フォルダを選択するには、<参照> をクリックします。

<参照>

SDA の場合は、クリックすると、[ログイン] ダイアログボックスが表示され、ICPMHAdmin  権限をもつユーザーでログオンします。これは、MassHunter のユーザーアクセスコントロールパックのログオン制御を使用します。ログオンすると、[データベースフォルダセレクタ] ダイアログボックスが表示されます。詳しくは、SDA のオンラインヘルプをご覧ください。

<同期する>

OpenLab Server Products、または Workstation Plus の場合は、クリックすると、[ログイン] ダイアログボックスが表示され、ICPMHAdmin権限をもつユーザーでログオンします。これは、MassHunter のユーザーアクセスコントロールパックのログオン制御を使用します。ログオンすると、[データベースフォルダセレクタ] ダイアログボックスが表示されます。詳しくは、OpenLab Server Products、または Workstation Plus のオンラインヘルプをご覧ください。

サーバー

OpenLab Server Products、または Workstation Plus の場合は、OpenLab Server Products、または Workstation Plus のホスト名が表示されます。詳しくは、OpenLab Server Products、または Workstation Plus のオンラインヘルプをご覧ください。

SDA の場合は、SDA のホスト名(SQLExpress)が表示されます。詳しくは、SDA のオンラインヘルプをご覧ください。

<ローカルバッチのアップロード>

このボタンは、SDA で [ローカルデータの保護] がオンの場合に表示されます。

特殊なトラブルシュートのためにのみ使用する機能です。

何らかの原因でデータベース上のデータとハードディスク上のデータに不整合が生じた場合に、バッチに改ざんが見つかったという内容のエラーが表示されて、バッチを開けなくなることがあります。そのような場合にこの機能を利用すると、不整合を修正して、バッチを開くことができるようになります。

アップロードが終了すると、[結果] ダイアログボックスにアップロード結果が表示されます。

また、WindowsのイベントビューアのICP-MS MassHunterログでも確認できます。

 

OpenLab Server Products、またはWorkstation Plusまたは SDA を利用する場合は、「データベースシステム利用時の動作」をご覧ください。

 

<OK>

設定を適用します。

<キャッシュの消去>

このボタンは、OpenLab Server Products、またはWorkstation Plus、および SDA の場合に表示されます。

選択したバッチのローカルキャッシュを削除できます。

詳しくは、「MassHunter Workstation アクセスコントロールパック」をご覧ください。

この画面を開くには

関連項目