チューニングの評価基準(感度やマス軸、再現性の許容値)を設定します。
チューンチェックタイプ
[一般] か [EPAメソッド] を選択します。 [EPAメソッド] を選択した場合、20 ポイント/質量数、0.1sec/ポイントで測定します。
使用するチューンチェックレポートテンプレートは、次のとおりです。
[一般] を選択した場合:TuneCheck.tune.acrtTuneCheck_ICPQQQ.tune.acrt
[EPA メソッド] を選択した場合:TuneCheck_US-EPA.tune.acrt
繰り返し
[EPAメソッド] を選択した場合、この項目が有効になります。ここで設定した回数だけ測定を繰り返します。
チューンモードタブ
評価基準を設定するチューンモードを選択します。
タブを右クリックすると、チューンチェックパラメータを別のチューンモードにコピーできます。
感度チェック
感度チェックを行うには、コンテキストメニューの [レポート] から [チューンレポートの作成] を選択して表示される [チューンレポートの作成] ダイアログボックスで、[感度] を選択する必要があります。
[リファレンス] 列
この列から 1 つだけ、他の元素のレスポンス比を求める際の基準とする質量数を選択してチェックを入れます。
[質量数] 列
測定する質量数が表示されます。質量数は、コンテキストメニューの [レポート] から [チューンレポートの作成] を選択して表示される [チューンレポートの作成] ダイアログボックスで設定します。
[最小レスポンス (cps/μg/l)]
最小レスポンス値を入力します。
[濃度 (μg/l)]
チューニング溶液の濃度を入力します。
[レスポンス比下限値] 列
レスポンス比チェックの下限値を設定します。 [リファレンス] 列が選択された質量数は自動的に 1.00 となります。
[レスポンス比上限値] 列
レスポンス比チェックの上限値を設定します。 [リファレンス] 列が選択された質量数は自動的に 1.00 となります。
[最大%RSD] 列
信号のRSDチェックの上限値を設定します。
分解能/マス軸のチェック
分解能/マス軸のチェックを行うには、コンテキストメニューの [レポート] から [チューンレポートの作成] を選択して表示される [チューンレポートの作成] ダイアログボックスで、[分解能/マス軸] を選択する必要があります。
[質量数] 列
測定する質量数が表示されます。質量数は、コンテキストメニューの [レポート] から [チューンレポートの作成] を選択して表示される [チューンレポートの作成] ダイアログボックスで設定します。
[質量数キャリブレーションの下限値 (u)] 列
マス軸チェックの下限値を設定します。
[質量数キャリブレーションの上限値 (u)] 列
マス軸チェックの上限値を設定します。
[最大幅 (cps)] 列
ピーク幅チェックの最大値を設定します。
バックグラウンドチェック
バックグラウンドチェックを行うにはコンテキストメニューの [レポート] から [チューンレポートの作成] を選択して表示される [チューンレポートの作成] ダイアログボックスで、[バックグラウンド] を選択する必要があります。
[質量数] 列
測定する質量数が表示されます。質量数は、コンテキストメニューの [レポート] から [チューンレポートの作成] を選択して表示される [チューンレポートの作成] ダイアログボックスで設定します。
[最大バックグラウンドカウント (cps)] 列
最大バックグランドチェックの最大値を設定します。
実際の質量数を適用
ICP-MSICP-QQQでは、通常、自動的に質量欠損補正をした値で測定をしていますが、質量欠損補正をしない値を測定に用いるときに、チェックを入れます。
高さでのピーク幅
ピーク幅を算出する高さ位置を%単位で設定します。
<OK>
設定を反映します。
<キャンセル>
設定を中止します。