ハードウェア設定の確認

ここでは、オートサンプラの有無やネブライザ、レンズの種類などの設定を確認する方法について説明します。

周辺機器などを変更した場合は、ハードウェア設定を変更する必要があります。設定の変更方法については、[設定] ダイアログボックスをご覧ください。

ハードウェア設定の確認は、次の手順で行います。

 

他のタスクが実行中の場合は、ハードウェア設定はできません。他のタスクを終了してから設定してください。

 

  1. [ツール] タブの [設定] グループから [設定] をクリックします。

    [設定] ダイアログボックスが表示されます。

  2. [システム] をクリックします。
  3. (初期設定時)[ハードウェア] 横の RightTriangle.png をクリックして、 [メインフレーム] をクリックします。
  4. (初期設定時)「通信」の [編集] をクリックします。

    Settings-Mainframe.png 

    [通信の設定] ダイアログボックスが表示されます。

    Set_Communication.png 

  5. (初期設定時)各項目を確認して、[OK] ボタンをクリックします。

    設定が正しくない場合は、正しい設定に変更してください。

    • [ICP-MS]

      [オンライン] であることを確認し、[ホスト名] または [IP アドレス] のいずれかに、本装置のホスト名またはIPアドレスが正しく入力されていることを確認します。

  6.  

    LANを介して、MassHunter Workstationと装置本体との間でデータのやり取りができる状態を「オンライン」といいます。装置本体の装置操作やチューニング、分析などは、MassHunter Workstationからコントロールして行います。これとは逆に、MassHunter Workstationと装置本体との間でデータのやり取りを行わず、MassHunter Workstationだけを使用する状態を「オフライン」といいます。

     

  7. [設定] ダイアログボックスの [システム] カテゴリに表示されている周辺機器の設定を確認します。

    必要に応じて、[ハードウェア] 横の RightTriangle00035.png をクリックして、設定を更新してください。

    • サンプル導入

      オートサンプラを使用する場合は、[オートサンプラの使用] にチェックを入れ、[編集] をクリックします。

      [オートサンプラの設定] ダイアログボックスで、オートサンプラの設定をして、[OK] をクリックします。

      サンプル導入:サンプル導入装置の種類が表示されます。

      ネブライザ:ネブライザの種類が表示されます。

    • プラズマ

      点火モード:点火モードが表示されます。

    • イオンレンズ

      モデル:イオンレンズのモデルが表示されます。

  8.  

    画面上の用語表記「ALS」は、MassHunter 4.4で「オートサンプラ」に変更されました。

     

  9. (拡張機能を使用する場合)必要に応じて、[設定] ダイアログボックスの [オプション] カテゴリで、拡張機能の設定内容を確認します。

    必要に応じて、[選択されているオプション] 横の RightTriangle00036.png をクリックして、設定を更新してください。

     Settings-Options_77.png

     Settings-Options_88.png

     Settings-Options_79.png

     Settings-Options_78.png

     Settings-Options_89.png

     Settings-Options_785.png

  10.  

    [レポート] カテゴリで出力方法を設定すると、測定メソッド、QCメソッド、データ解析メソッド、およびカスタムレポートをPDF形式で自動的に保存できます。なお、データ解析メソッドレポートには、QCメソッドレポートが含まれています。