MassHunterの基本的な設定やメンテナンスができます。以下のようなカテゴリに分類されています。
MassHunterのバージョンが表示されます。
有効なオプションソフトウェア
現在インストールされているオプションソフトウェアが表示されます。
ハードウェア
現在のハードウェアの設定内容が表示されます。
をクリックすると、次のようなカテゴリに分類されたダイアログボックスが表示されます。ハードウェアの設定を変更できます。
プロパティ
通信
オンライン、またはオフラインのステータスが表示されます。オンラインの場合は、IPアドレスまたはホスト名が表示されます。 [編集] をクリックすると、[通信の設定] ダイアログボックスが表示されます。
機器情報
ファームウェアバージョン、モデル名、およびシリアル番号が表示されます。 [編集] をクリックすると、[機器情報の設定] ダイアログボックスが表示され、モデル名の編集ができます。
外部デバイス
現在接続している外部デバイスが表示されます。 [編集] をクリックすると、[外部デバイスの接続] ダイアログボックスが表示され、外部装置と接続する場合の設定ができます。
診断
EMF
EMF ペインが表示され、あらかじめメンテナンス項目とその周期を設定しておくと、プラズマを点火した通算時間や真空運転の通算時間から、経過時間に応じてメンテナンスの時期を知らせるメッセージを表示させる設定ができます。
パフォーマンスレポート
パフォーマンスレポートペインが表示され、パフォーマンス測定の結果、現在の機器の状態、チューンパラメータの値、メータ値などが表示されます。
メンテナンス
メンテナンスログ
ダッシュボードにメンテナンスログペインが表示され、メンテナンスを実行したオペレータ名とメンテナンス内容が表示されます。
コンディショニング
[設定] ダイアログボックスの [オプション] カテゴリで、[高安定性モードの有効化] が選択されている場合に表示されます。
[コンディショニング設定] ダイアログボックスが表示され、コンディショニングで使用するチューンパラメータを設定できます。
機器チューニングパラメータ
[リストア] をクリックすると、インストール時のデフォルトのチューニングパラメータをリストアします。ディスクから選択したチューニングパラメータが装置にロードされます。
プロパティ
冷却装置制御の有効化
冷却装置を使用する場合にチェックを入れます。
[編集] をクリックすると、[冷却装置の設定] ダイアログボックスが表示されます。
冷却装置の設定を変更する場合は、装置をスタンバイモードか停止モードにしてください。
プロパティ
ループサイズ (mL)
使用するAVSのサンプルループのサイズを選択します。
オートサンプラからインレットへのチューブ長さ (cm)
使用するAVSのチューブの長さを入力します。
プロパティ
ループサイズ (mL)
使用するADS 2のサンプルループのサイズを選択します。
希釈シリンジの容量(mL)
使用するADS 2の希釈シリンジの容量を入力します。
オートサンプラからインレットへのチューブ長さ (cm)
使用するADS 2のチューブの長さを入力します。
プロパティ
画面上の用語表記「ALS」は、MassHunter 4.4で「オートサンプラ」に変更されました。
オートサンプラの使用
オートサンプラを使用する場合にチェックを入れます。
オートサンプラ
使用するオートサンプラの型式が表示されます。 [編集] をクリックすると、[オートサンプラの設定] ダイアログボックスが表示されます。
サンプル導入
使用するサンプル導入装置をリストから選択します。
プラズマ点火中に、サンプル導入装置を変更できる組み合わせは、下表のとおりです。
変更できない組み合わせのサンプル導入装置に変更する場合は、プラズマを消灯してください。
○:変更できる ×:変更できない
ペリポンプ |
AVS |
LC |
GC |
LA |
その他 |
ADS 2 |
|
ペリポンプ |
|
○ |
○ |
× |
○ |
○ |
○ |
AVS |
○ |
|
○ |
× |
× |
× |
× |
LC |
○ |
○ |
|
× |
× |
× |
× |
GC |
× |
× |
× |
|
× |
× |
× |
LA |
○ |
× |
× |
× |
|
× |
× |
その他 |
○ |
× |
× |
× |
× |
× |
|
ADS 2 |
○ |
× |
× |
× |
× |
× |
|
[ペリポンプ]
ペリポンプをサンプル導入装置として使用します。
[AVS]
AVS をサンプル導入装置として使用します。
[Agilent LC]
Agilent LCをサンプル導入装置として使用します。
Infinity II LCモジュールを利用する場合も、このメニューを選択してください。
また、リモートシャットダウンはONに設定されます。プラズマを消火してスタンバイモードになったとき、もしくはICP-MSICP-QQQに異常が発生してプラズマが消火した時に、シャットダウン信号を送り、LCをシャットダウンします。また、LCに異常が発生しLCからシャットダウン信号を受信したときは、ICP-MSICP-QQQをスタンバイモードにします。
Agilent LCのIPアドレスが未設定の場合は、本項目を選択すると、[自動コンフィグレーション] ダイアログボックスが表示されます。IPアドレスの設定後、ダッシュボードペインに、各モジュールの設定テーブルと、Agilent LC のイラストが表示されます。
サンプル導入にAgilent LCを設定した場合は、必ず、ダッシュボードペインの設定テーブルの [モジュールの更新] をクリックしてください。これは、Agilent LCの情報をMassHunterに設定するために必要な操作です。モジュールの更新が終了するまで他のタスクを実行できません。
サンプル導入にAgilent LCを設定してから、他のサンプル導入装置に変更する場合は、必ず、本装置からAPG リモートケーブルを取り外してください。
[Agilent GC]
Agilent GC をサンプル導入装置として使用します。
冷却スプレーチャンバ機能は、OFFに設定されます。
Agilent GC のIPアドレスが未設定の場合は、本項目を選択すると、[自動コンフィグレーション] ダイアログボックスが表示されます。IPアドレスの設定後、ダッシュボードペインに、各モジュールの設定テーブルと、Agilent GC のイラストが表示されます。
Agilent GCを接続する前に、ICP-MS MassHunter Workstation システムディスク内のバッチファイル(¥G7201D¥GCSettings.bat)を実行してください。
サンプル導入に Agilent GC を設定した場合は、必ず、ダッシュボードペインの設定テーブルの [モジュールの更新] をクリックしてください。これは、Agilent GC の情報をMassHunterに設定するために必要な操作です。モジュールの更新が終了するまで他のタスクを実行できません。
サンプル導入に Agilent GC を設定してから、他のサンプル導入装置に変更する場合は、必ず、本装置からAPG リモートケーブルを取り外してください。
GC-ICP-MSを使用するときは、GCの [スキップ:次のサンプルへ] と [休止:ユーザー操作を待機] 機能は使用できません。
[LA]
レーザー アブレーションをサンプル導入装置として使用します。外部からのリモート信号で測定を開始することができます。リモート信号を使うか使わないかは、ダッシュボードペインの [サンプル導入] のイラストを右クリックして表示されるコンテキストメニューで、[リモートシグナルの設定] を選択して表示される、[リモートシグナルの設定] ダイアログボックスで設定します。
冷却スプレーチャンバ機能は、OFFに設定されます。
[その他]
リスト以外のサンプル導入装置を利用する場合、外部からのリモート信号で測定を開始することができます。リモート信号を使うか使わないかは、ダッシュボードペインの [サンプル導入] のイラストを右クリックして表示されるコンテキストメニューで、[リモートシグナルの設定] を選択して表示される、[リモートシグナルの設定] ダイアログボックスで設定します。
サンプル導入が、[Agilent LC]、[Agilent GC]、[LA] に設定されている場合、標準チューンでのスタートアップ、ハードウエア設定、プリセットメソッドは使用できません。機器の調整を行うときは、ユーザーチューンを利用してください。詳しくは、ユーザーチューンペインをご覧ください。
[ADS 2]
ADS 2をサンプル導入装置として使用します。
[ネブライザ]
使用するネブライザをリストから選択します。
[MicroMist]、[Mira Mist]、[マイクロフロー (200)] 、または [マイクロフロー (20-50)] 以外のネブライザを利用する場合は、[その他] を選択してください。ただし、[その他] を選択した場合は、ネブライザテストやプラズマ補正を実行できません。
イオンレンズが [x-レンズ] の場合は、[MicroMist] または、[Mira Mist] を利用してください。また、[s-レンズ] の場合は、[MicroMist] または、[マイクロフロー (200)] を利用してください。[m-レンズ] の場合は、[マイクロフロー(200)] を利用してください。その他の組み合わせの場合は、プラズマ補正を実行できません。
ペリポンプ間欠動作
ペリポンプを長い間停止していると、ポンプチューブにダメージが生じる場合があります。このダメージを防ぐために、プラズマがOFF の間、ペリポンプを間欠動作させることができます。ポンプの間欠動作をする場合はチェックを入れ、間欠動作をしない場合はチェックを外します。
SC冷却
Agilentのスプレーチャンバではなく、3rdパーティのスプレーチャンバを利用する場合に、Agilentのペリポンプなどを使用することを許可します。Agilentのペルチェクーラーを接続しない場合でも、この機能を使用すれば、エラーメッセージは表示されません。デフォルトはオンです。このチェックがオフの場合は、スプレーチャンバを冷却しません。
導入モード
サンプル導入装置の導入モードが表示されます。
サンプル切り替え方法の詳細
[編集] をクリックすると、[サンプル切り替え方法の詳細設定] ダイアログボックスが表示されます。オートサンプラのプローブが移動している間の特殊な動作を設定します。
リモートシグナルの設定
[サンプル導入] リストから、[LA] や [その他] を選択すると、このメニューが表示されます。[リモートシグナルの設定] ダイアログボックスが表示されます。
診断
ネブライザテスト
ネブライザテストペインが表示され、ネブライザの圧力が適切な範囲にあるかチェックします。ただし、ネブライザの設定が、[その他] の場合は、実行されません。
メンテナンス
サンプル導入のメンテナンス
[サンプル導入メンテナンス] ダイアログボックスが表示され、サンプル導入装置のメンテナンスを行うときに使用します。
SPS 4メンテナンスモード
SPS 4オートサンプラのサンプルプローブ交換時のプローブ位置を設定するための [メンテナンス] ダイアログボックスを開きます。
[サンプル導入] として [SPS 4] が選択されていて、[オートサンプラの使用] が選択されている時にのみ、この項目は表示されます。
プロパティ
点火モード
点火モードをリストから選択します。
[有機溶媒] を選択した場合は、以下の制限があります。
メンテナンス
トーチ軸の設定
トーチ軸の設定ペインが表示され、トーチ軸の水平/垂直位置を調整します。
プラズマ補正
この「プラズマ補正」は、トーチやサンプリングコーンなどをメンテナンス/交換したときなどに行います。装置による感度の違いを補正するもので、この操作で得られた補正値は、チューンパラメータ値の決定に利用されます。
ガスパージの設定
ガスパージ設定ペインが表示されます。Si(シリコン)と S(硫黄)のBEC(バックグランド相当濃度)を減少させるために、スタンバイ時にArガスラインをパージします。
オートRFマッチング
[実行] をクリックすると、RF マッチングの自動調整を開始します。
これは、プライマリRFマッチングを実行するため(たとえば、既存のバッチまたはブランクテンプレートから作成されたバッチへ含めるため)だけに使用してください。それ以外の場合(プリセットメソッドまたは既存のバッチからバッチを作成する場合)は、必要に応じて、バッチ作成時にRFマッチングを実行してください。
クールプラズマモードを使用するときや有機溶媒を分析するとき、また、トーチを交換したときに実施して、RFマッチングの調整をしてください。プラズマの安定な点灯、感度向上に役立ちます。
プラズマクリーニング
引き出し電極 1 レンズ(s-レンズ)にプラズマを当てて、表面を洗浄するときに利用します。この機能は、スタンバイモードで、スキマーを取り外した状態で実行できます。この機能を選択すると、プラズマが 1 分間点火します。
プラズマクリーニング機能は、スキマーとレンズを洗浄する手順の一部です。単独でのご使用はお勧めしません。洗浄手順については、Agilent アプリケーションエンジニアに尋ねてください。
プロパティ
モデル
イオンレンズのモデルをリストから選択します。
ただし、7800の場合は、[x-レンズ] に固定されています。
c-レンズを使用する場合は、s-レンズに設定してください。
診断
ショートチェック
イオンレンズメンテナンスペインが表示され、イオンレンズの接続に異常がないかどうかをテストします。
プロパティ
H2 ガスライン
H2 ガ スラインを接続しているかどうかを表示します。
第 3 セルガスライン
第 3 セルガスラインを接続しているかどうかを表示します。
第 4 セルガスライン
第 4 セルガスラインを接続しているかどうかを表示します。
診断
H2 ガス ストップバルブのリークチェック
H2 ガスラインが接続されている場合に表示されます。 [実行] をクリックすると、"H2 ガスストップバルブのリークチェックを開始しますか?" とメッセージが表示され、[はい] をクリックすると、バルブのリークチェックが開始します。チェックが終了すると、"リークは見つかりませんでした。"または、"リークが見つかりました。接続を確認してください。"と表示されます。
第 3 セルガス ストップバルブのリークチェック
第 3 セルガスラインが接続されている場合に表示されます。 [実行] をクリックすると、"第3セルガスのストップバルブのリークチェックを開始しますか?" とメッセージが表示され、[はい] をクリックすると、バルブのリークチェックが開始します。チェックが終了すると、" リークは見つかりませんでした。"または、"リークが見つかりました。接続を確認してください。" と表示されます。
第4セルガスシャットオフバルブのリークチェック
第 4 セルガスラインが接続されている場合に表示されます。選択すると、"第 4 セルガスシャットオフバルブのリークチェックを開始しますか?" とメッセージが表示され、[はい] ボタンをクリックすると、バルブのリークチェックが開始します。チェックが終了すると、 " リークは見つかりませんでした。" または、" リークが見つかりました。接続を確認してください。" と表示されます。
メンテナンス
バイパスバルブ/オクタポールマッチングを開く
イオンレンズメンテナンスペインが表示され、各種ガスの流量を設定し、セルガスラインのパ-ジ・真空引きを行うことができます。
メンテナンス
分解能/マス軸の設定
分解能/マス軸の設定テーブルが表示され、分解能ゲイン、分解能オフセット、マス軸ゲインおよびマス軸オフセットの調整をします。
プロパティ
アナログモード時の積分時間自動設定
ON にすると、スペクトル測定でのアナログモードにおける積分時間は、最小の100µ秒に設定されます。 これにより、長時間にわたって大きな信号を検出器がカウントするのを防ぎます。 なお、この機能は一部のモデルでは使用できません。
測定禁止質量数
[編集] をクリックすると、[測定禁止質量数の設定] ダイアログボックスが表示され、測定禁止質量数を変更できます。通常は、変更しないでください。
メンテナンス
P/A ファクタ設定
P/Aファクタ設定ペインが表示され、P/Aファクタの自動調整を行います。
EM設定
デッドタイムキャリブレーション
[設定] ダイアログボックスの [オプション] カテゴリで、[デッドタイムキャリブレーション] が選択されている場合に有効です。デッドタイムキャリブレーションペインが表示され、デッドタイムキャリブレーションを行います。
機器ステータス
ステータスビューアの表示
[ステータスビューア] ダイアログボックスの表示/非表示を切り替えます。
機器エラーログ
[機器エラーログビューア] ダイアログボックスの表示/非表示を切り替えます。
ツールバー
レイアウト
ウィンドウレイアウト
[デフォルト] をクリックすると、デフォルトのレイアウトに戻ります。
ダイアログオプション
ようこそ画面
システム起動直後に表示される [ICP-MSQQQ MassHunter Workstation] ダイアログボックスの表示/非表示を切り替えます。
「バッチの最後で停止」の警告メッセージ
測定キューペインのツールバーにある [バッチの最後で停止] をクリックした場合の警告メッセージの表示/非表示を切り替えます。
プローブがチューン溶液の中にあることを確認
プローブがチューン溶液中にあるかを確認するメッセージの表示/非表示を切り替えます。
キューが一時停止されるのを確認
キューを一時停止するときの確認メッセージの表示/非表示を切り替えます。
キューが再開されるのを確認
キューを再開するときの確認メッセージの表示/非表示を切り替えます。
バッチ測定を行う前に表示される [バッチランのリクエスト] ダイアログボックスの表示/非表示を切り替えます。
コンフィグレーション
[選択] をクリックすると、[メーターの選択] ダイアログボックスが表示され、機器ステータスペインに表示されるメータを設定します。
コンフィグレーション
セミオートチューンのレンズパラメータを選択
[編集] をクリックすると、[セミオートチューンのレンズパラメータを選択] ダイアログボックスが表示され、セミオートチューンの対象となるレンズパラメータを選択します。
選択されているオプション
現在のオプション設定の内容が表示されます。
をクリックすると、次のようなカテゴリに分類されたダイアログボックスが表示されます。特別なオプション機能がリストされています。使用する機能にチェックを入れます。
システムコンフィグレーション
チューニング後に、ハードウェア設定を上書きする場合にチェックを入れます。
プレバッチとポストバッチのスクリプト
プレバッチとポストバッチのスクリプトを設定する場合にチェックを入れます。
チェックを入れると、[バッチ測定の設定] ダイアログボックスで設定できます。
バッチのチューンチェック機能
バッチの実行前にチューニングチェックを行う場合にチェックを入れます。チェックを入れると、[バッチ測定の設定] ダイアログボックスで設定できます。
詳細測定(オプション)
本機能を利用するには、[詳細測定](オプション)がアクティベートされている必要があります。
チェックを入れると、次の機能が可能になります。
詳細測定機能に含まれていたハーフマス測定機能は、MassHunter 5.1から、標準機能になりました。ハーフマス測定機能を使うには、[ハーフマス測定] チェックボックスをオンにしてください。
ハーフマス測定
詳細測定機能に含まれていたハーフマス測定機能は、MassHunter 5.1から、標準機能になりました。ハーフマス測定機能を利用する場合は、[ハーフマス測定] チェックボックスをオンにします。
チェックを入れると、次の機能が可能になります。
独立P/Aファクタ
チューンモードごとに測定時に自動調整したP/A ファクタを使用する場合にチェックを入れます。チェックを入れない場合には、ダッシュボードペインのP/Aファクタ設定ペインで設定されているP/A ファクタが使用されます。
パルスモードで検出する時の検出器の不感時間(DEAD TIME)は、補正パラメータを用いて補正することができます。この補正パラメータを実測して求めるデッドタイムキャリブレーションを行う場合にチェックを入れます。
チェックを入れると、ダッシュボードペインの検出器のコンテキストメニューに [デッドタイムキャリブレーション] が表示されます。
強制アナログ検出器モード
測定時に検出器モードをアナログ] に設定できるようにする場合にチェックを入れます。
チェックを入れると、元素選択ペインの設定テーブルに [検出器モード] 列が表示されます。
HMIエアロゾル希釈モード(オプション)
プラズマモードに [HMI] を選択した場合、希釈設定を5 段階 3 段階から選択できます。
ユーザーチューン
チェックボックスをオンにすると、スタートアップやデータ測定時のチューンパラメータをカスタマイズできます。詳しくは、「ユーザーチューンペイン」をご覧ください。
高安定性モードの有効化(オプション)
コンディショニングを実行する場合にチェックを入れます。詳しくは、[コンディショニング設定] ダイアログボックスをご覧ください。
プラズマガス/補助ガスのチューン
チェックを入れると、ユーザーチューンペインで、プラズマガスと補助ガスのチューニングができるようになります。
システムコンフィグレーション
DAなしでデータ採取
チェックボックスをオンにすると、オンラインデータ解析(DA)は実行しないで、サンプルの処理は行われません。データ測定のみが実行されます。「サンプル測定後にチャートをテーブル表示」チェックボックスをオンにすると、データが測定され、表形式のデータがサンプルデータ下に作成されます。「サンプル測定後にチャートをテーブル表示」グループで設定した、フォーマット(CSV またはタブ区切り)、出力するデータ型(CPS またはカウント)で出力されます。
TRA データをLC/MSD、GC/MS ChemStation フォーマットへ変換
TRA モードで測定したデータをLC/MSD、GC/MS ChemStation のフォーマットに自動変換する場合にチェックを入れます。
TRA データをAIA フォーマットへ変換
TRA モードで測定したデータをAIA フォーマットに自動変換する場合にチェックを入れます。
サンプル測定後にチャートをテーブル表示
TRAモードで測定したデータをテーブル表示する場合にチェックを入れます。
この項目を選択すると、TRAモードの各サンプルの測定後に、選択したデータを記録したCSV/タブ区切り形式のファイルが作成されます。
テーブルに表示する形式(CSV、またはタブ区切り)を選択します。
テーブルに表示するデータの種類(CPS、またはカウント)を選択します。
サンプル測定後にスペクトルをテーブル表示
スペクトルモードで測定したデータをテーブル表示する場合にチェックを入れます。
この項目を選択すると、スペクトルモードの各サンプルの測定後に、選択したデータを記録したCSV/タブ区切り形式のファイルが作成されます。
テーブルに表示する形式(CSV、またはタブ区切り)を選択します。
テーブルに表示するデータの種類(質量数、またはポイント)と、データの内容(平均データ、または繰り返しデータ)を選択します。
ユーザーコンフィグレーション
表示・入力時の時間の単位を設定します。この設定は、MassHunter 内で表示される、測定時間、経過時間、リアルタイムディスプレイの時間軸などの時間表示の単位に使用されます。
利用するサンプル導入装置によって、デフォルトの時間の形式が異なります。
ユーティリティ
現在開いているバッチフォルダの圧縮
[ファイルの指定] をクリックすると、[ファイルのアーカイブ] ダイアログボックスが表示されます。現在のバッチフォルダを圧縮できます。
圧縮されたバッチフォルダの展開
[ファイルの選択] をクリックすると、[Zipファイルの選択] ダイアログボックスが表示されます。圧縮したバッチファイルを展開できます。
サンプル流量の希釈倍率もしくはペリポンプ速度の計算
シングル ナノパーティクル アプリケーション モジュール(オプション)がインストールされている場合に有効なメニューです。
[計算] をクリックすると、[Agilent ICP-MS 流量・希釈係数カリキュレータ] ダイアログボックスが表示されます。サンプル流量、ポンプ速度、および希釈係数の計算ができます。
システムコンフィグレーション
測定メソッド、QCメソッド、データ解析メソッドをバッチ実行の始めにバッチの中にPDFファイルを出力
チェックを入れると、バッチの実行前に、測定メソッド、QCメソッド、データ解析メソッドをバッチフォルダー内にPDFファイルで出力します。
測定メソッド、QCメソッド、データ解析メソッド、カスタムレポートを各データフォルダの中にPDFファイルとして出力
チェックを入れると測定メソッド、QCメソッド、データ解析メソッド、およびカスタムレポートを各データフォルダー内にPDFファイルで出力します。
レポート出力に使用するレポートテンプレートは、次の通りです。
各レポートテンプレートが保存されているパスは、次の通りです。
¥Agilent¥ICPMH¥Report Templates¥CRE¥ja
このチェックボックスがオンの場合とオフの場合とでは、PDFの保存先が異なります。下表をご覧ください。
|
保存先 |
カスタムレポート (シーケンスから) |
カスタムレポート (データ解析から) |
オフ |
ローカル |
選択したフォルダ* |
選択したフォルダ* |
オン |
ローカル |
データフォルダ |
選択したフォルダ* |
|
保存先 |
SDA |
OpenLab Server/ECM XT |
||
カスタムレポート (シーケンスから) |
カスタムレポート (データ解析から) |
カスタムレポート (シーケンスから) |
カスタムレポート (データ解析から) |
||
オフ
|
ローカル |
選択したフォルダ* |
選択したフォルダ* |
データフォルダ |
データフォルダ |
サーバー |
バッチフォルダ |
バッチフォルダ |
データフォルダ |
データフォルダ |
|
オン
|
ローカル |
データフォルダ |
選択したフォルダ* |
データフォルダ |
データフォルダ |
サーバー |
データフォルダ |
バッチフォルダ |
データフォルダ |
データフォルダ |
*「選択したフォルダ」とは、[レポート作成] ダイアログボックスで指定したフォルダを意味します。
QCメソッド、データ解析メソッド、カスタムレポート、パフォーマンスレポート、チューンレポートを保護されたPDFファイルとして出力
QCメソッド、データ解析メソッド、カスタムレポート、パフォーマンスレポート、およびチューンレポートのPDFのセキュリティ方法を指定します。
「パスワードによるセキュリティ」のセキュリティ方法でPDFを出力します。文書は暗号化されており、印刷は可能ですが、内容をコピーしたり、注釈を付けたりすることはできません。
「セキュリティなし」のセキュリティ方法でPDFを出力します。
セキュリティ方法の詳細を確認するには、Acrobat ReaderでPDFを開き、[ファイル] - [プロパティ] を選択して表示される、[文書のプロパティ] ダイアログボックスの [セキュリティ] タブを開いてください。
バッチログレポート(CSVファイル)をPDFファイルとしても出力
バッチログレポートをCSVの他に、PDFでも出力するかを選択します。
オンにすると、バッチログレポートを横向きで出力します。
オンにすると、サンプルリストを横向きで印刷します。
チューンレポートの出力先
チューンレポートの出力先(プリンタ/PDF)を設定します。
インテグレーションモードでプロテクトモードがオンの場合は、PDFのみを出力します。
パフォーマンスレポートテンプレート
[…] をクリックすると、パフォーマンスレポートに使用するレポートテンプレートを選択できます。
パフォーマンスチェックの設定
[設定ダイアログを開く] をクリックすると、[パフォーマンスチェックの設定] ダイアログボックスが表示されます。パフォーマンスチェックの設定ができます。
ユーザーコンフィグレーション
チューンレポート・パフォーマンスレポート用レポートデザイナー
[デザイナーを開く] をクリックすると、レポートデザイナーソフトウェアが起動し、チューンレポートとパフォーマンスレポートのテンプレートを新規作成できます。
オートチューン後にレポートの作成
オートチューンの終了後に、チューンレポートを作成します。
ストック標準液
ライブラリ
[編集] をクリックすると [ストック標準ライブラリ] ダイアログボックスが表示されます。
検量線ペインの自動キャリブレーションアシスタントに利用できる標準溶液を設定できます。