バッチの実行に関して、追加的な動作を選択して行うことができます。
バッチ実行前にチューンのチェック
(この項目は、[設定] ダイアログボックスの [オプション] カテゴリで、[バッチのチューンチェック機能] が選択されている場合に表示されます)。バッチの実行前にチューニングチェックを行う場合にチェックを入れます。
このとき、チューニングエラー時のアクションも設定します。
これまでのバージョンでは、ハードウェア設定内のパフォーマンスレポートのパラメータが、オートチューンとチューンレポートで使用されていましたが、MassHunter 4.1 からは、バッチ上のパラメータを常に使用します。
最後にバッチログを印刷
測定後にバッチログを印刷する場合にチェックを入れます。
チューンモード安定待ち時間
[測定モード] に [TRA] を選択した場合に表示されます。チェックを入れると、TRA測定に、[安定待ち時間] を設定できます。
バッチ後に洗浄
バッチが終了したあとで、洗浄を行う場合に選択します。
<バッチ後の洗浄設定>
バッチが終了したあとで洗浄を行う場合に、[バッチ後の洗浄設定] ダイアログボックスで洗浄工程を設定します。
検量線インポート
検量線データ(標準液データと解析メソッド)を別のバッチからインポートできます。
[前回のバッチ] :前回のバッチからインポートします。
[バッチの選択] :インポートするバッチフォルダを選択します。
シングルパーティクル分析の場合は、項目名は「リファレンス/キャリブレーションサンプルのインポート」に変更されます。
高安定性モード
[設定] ダイアログボックスの [オプション] カテゴリで、[高安定性モードの有効化] が選択されている場合に表示されます。
高安定性モードで使用するパラメータを [なし]、[典型的な環境試料 (ICS-A)]、または [典型的な材料マトリックス試料 (1% Cu)] から選択します。 [なし] を選択すると、高安定性モードがオフになります。パラメータは、[コンディショニング設定] ダイアログボックスで設定します。
詳細については、「高安定性モード(ESM)」を参照してください。
オーバーレンジからの復帰
この項目は、TRAモードの場合に有効です。
信号レベルがアナログモードの限界を超えた場合、検出器はアナログゲートを閉じ、そのサンプルを測定しません。信号レベルがアナログモードの限界以下になったら、アナログゲートを開けて、測定を継続します。このパラメータは、信号レベルをチェックする時間間隔です。設定した時間内に 3 回、信号レベルをチェックします。設定範囲は 3~6000 秒です。
<前後スクリプトの設定>
バッチの前後にスクリプトを実行する場合に、[プレスクリプトとポストスクリプトの設定] ダイアログボックスでスクリプトを設定します。
<OK>
設定を反映します。
<キャンセル>
設定を中止します。