P/A ファクタ設定ペインで利用できる機能について説明します。
ドラッグすると、ツールバーを移動できます。
信号が安定してから、P/A ファクタの自動調整を開始します。測定質量数やバイアル位置は、スタートアップペインで設定した値が利用されます。設定が終了すると、テーブルの
[現在の値] 列に測定値が表示されます。
[現在の値] 列の測定値をクリアします。最新のデータとマージしないでP/A
ファクタの調整を行いたい場合などに使用します。
本ペイン上で右クリックしたときに表示されるコンテキストメニューで実行できるコマンドについて説明します。下記以外のコマンドは、ツールバーのコマンドと同じ機能ですので、該当するコマンドをご覧ください。
[周期表で元素の選択] ダイアログボックスが表示され、測定質量数を設定できます。
メソッドから測定質量数をロードします。[バッチフォルダの選択] ダイアログボックスが表示され、ロードするメソッドを選択します。
まだ、P/A ファクタの調整を行っていない場合、本メニューは非表示になっています。2 回目以降から表示されます。
本メニューにチェックを入れると、1 回目に測定した質量数は 2 回目には測定しません。チェックを外すと、2 回目以降もすべての質量数を測定します。
また、本メニューにチェックを入れると、バッチで測定したP/Aファクタをマージします。
[テーブルのエクスポート](テーブル全体)ダイアログボックスが表示され、テーブル全体をエクスポートします。テーブルを含むペインを選択している場合に動作します。
[印刷] ダイアログボックスが表示され、選択中のペインの内容を印刷します。
P/Aファクタの測定質量数と測定結果が表示されます。
測定質量数が表示されます。
測定質量数をメソッドからロードするには、テーブルを右クリックして表示されるコンテキストメニューから、[メソッドから質量数を読み込み] を選択します。[バッチフォルダの選択] ダイアログボックスが表示され、ロードするメソッドを選択します。
[質量数の選択] を選択すると、[周期表で元素の選択] ダイアログボックスが表示され、測定質量数を設定できます。
測定質量数の元素名が表示されます。
自動調整の実行後に、測定値が表示されます。
スタートアップ時にP/A ファクタの調整を行う質量数に、チェックを入れます。
高濃度のサンプルも含むバッチを実行すると、測定時にパルスモードとアナログモードの両方が用いられることがあります。その場合、自動的にパルスモードとアナログモードの切り替えが行われます。P/Aファクタはアナログモードの測定値をパルスモードのものに変換するための係数で、パルス/アナログモードにわたって直線的な検量線を得るために重要なパラメータです。
P/A ファクタのチューニング溶液は、通常、検量線作成に用いる混合標準溶液を使用します。使用する元素のカウント数が 560,000 cps以上になるように濃度を調整します(標準トーチを使用する場合、濃度の目安は通常 100 ng/mL(ppb)程度です)。
P/A ファクタの調整は、オートチューンで EM 調整(ディスクリミネータおよび EM 電圧の調整)を行った後に実行します。
EM 調整を行った場合は、必ずP/A ファクタを再設定してください。