IntelliQuant ペインの操作について説明します。このペインの機能については、「IntelliQuantペイン」をご覧ください。各ペイン共通の機能については、「ペインの共通操作」をご覧ください。
IntelliQuant ペイン
半定量分析で IntelliQuant がオンの場合、IntelliQuant ペインが表示されます。
IntelliQuant ペインでは、IntelliQuant によって計算された、各元素の濃度と干渉レベルを周期表で確認できます。
IntelliQuant ペインでサンプルを切り替えるには、IntelliQuant ペインのツールバーにある次のアイコンをクリックします。
前のサンプルの周期表やデータを表示します。
次のサンプルの周期表やデータを表示します。
IntelliQuant ペインには、以下の3つのタブがあります。
周期表で緑色の元素は、評価が 4 以上で、結果に高い信頼性があります。
枠のある灰色と黄色の元素は、評価が3以下で、結果の信頼性がやや劣ります。
灰色の元素は、信頼性の評価ができなかったことを示しています。
評価は5段階で、分子イオン干渉の可能性、RSD、濃度などに基づき、総合的に判断されます。
このタブで、以下のように確認してください。
周期表の右側には、現在選択されている元素とその同位体の評価が表示されます。
周期表の元素やバッチテーブルペインの元素列を選択することにより、元素を変更できます。
[潜在干渉]:現在選択している同位体に対する干渉の可能性が IntelliQuant によって検出された場合、その化学式がリストに表示されます。
[元素候補]:ひとつの元素に特定できない場合は、同重体が表示されます。
[定量エラー]:現在選択している同位体で、IntelliQuant により定量エラーが検出された場合にエラーの内容が表示されます。
このタブが表示されていない場合は、[ホーム] タブの [バッチオプション] グループから、[iQ 評価] をクリックしてください。
現在選択しているサンプルに含まれる各元素のおおよその濃度を周期表で確認できます。
セルの色と濃度の対応については、右下の凡例をご覧ください。
灰色:クイックスキャンで測定していない元素
枠あり:定量分析で測定した元素
現在選択されている元素記号が右上に表示されます。
[IntelliQuant 濃度] には、IntelliQuant で計算した、現在選択されている元素の濃度が表示されます。
周期表の元素やバッチテーブルペインの元素列を選択することにより、元素を変更できます。
[総マトリックス固形分] には、IntelliQuant で計算した、現在選択されているサンプルの総マトリックス固形分 (TMS) が表示されます。
このタブが表示されていない場合は、[ホーム] タブの [バッチオプション] グループから、[iQ 評価]をクリックしてください。
各列のヘッダーには、フィルター機能があります。
(All):すべてのデータを表示します。
(Custom):条件を入力して、フィルター処理します。
(Blanks):空白の列のみ表示します。
(NonBlanks):空白ではない列を表示します。
列のデータ:選択したデータの列のみを表示します。
各列の機能については、IntelliQuant ペインをご覧ください。
コンテキストメニューを利用して、列の追加/削除、テーブルのエクスポートなどができます。
コンテキストメニューの機能については、IntelliQuant ペインをご覧ください。