IntelliQuant ペインで利用できるコマンドの機能について説明します。
操作方法については、「IntelliQuant ペインの操作」をご覧ください。
IntelliQuant ペイン
タイトルバーのボタンとコンテキストメニューの機能は、機器ステータスペインのタイトルバーと同様です。
ドラッグすると、ツールバーを移動できます。
前のサンプルの周期表を表示します。
次のサンプルの周期表を表示します。
このタブでは、各元素の干渉レベルを確認できます。
各元素の干渉レベルの評価を色で示します。
枠なし:IntelliQuant 測定と同じチューンモードの定量分析で測定していない元素
枠あり:IntelliQuant 測定と同じチューンモードの定量分析で測定した元素
枠内の色の意味は下記の通りです。
灰色:評価 1 以上の同位体を持たない元素 (評価した同位体がない)
黄色:評価 1~3 の同位体を持つ元素 (良くない)
緑色:少なくとも評価4以上の同位体を1つ以上持つ元素 (良好)
現在選択されている元素が表示されます。
周期表の元素やバッチテーブルペインの元素列を選択することにより、元素を変更できます。
現在選択されている元素の同位体について、干渉レベルの評価が表示されます。
★★★★★:IntelliQuant で元素を識別できない質量 (評価 0)
★★★★★:干渉レベル > 100% (評価 1) 良くない
★★★★★:干渉レベル 50~100% (評価 2) 良くない
★★★★★:干渉レベル 20~50% (評価 3) 良くない
★★★★★:干渉レベル 5~20% (評価 4) 良好
★★★★★:干渉レベル < 5% (評価 5) 良好
定量分析の濃度が定量下限値 (=3.3×DL) 以下の場合は、評価の代わりに「濃度<LOQ」と表示されます。
定量分析で測定していない同位体を、クイックスキャン測定と同じチューンモードで測定した場合は、質量数のみが表示されます。
現在選択している同位体に対する干渉の可能性が IntelliQuant によって検出された場合、その化学式がリストに表示されます。そうでない場合は、「潜在干渉」は表示されません。
ひとつの元素に特定できない場合は、同重体が表示されます。それ以外の場合は、「元素候補」は表示されません。
現在選択している同位体で、IntelliQuant により定量エラーが検出された場合にエラーの内容が表示されます。それ以外の場合は、「定量エラー」は表示されません。
このタブでは、IntelliQuant で計算した元素の濃度を確認できます。
このタブが表示されていない場合は、[ホーム] タブの [バッチオプション] グループから、[iQ 評価] をクリックしてください。
各元素の IntelliQuant 濃度がヒートマップで表示されます。
セルの色と濃度の対応については、右下の凡例をご覧ください。
灰色:クイックスキャンで測定していない元素
枠あり:定量分析で測定した元素
現在選択されている元素が表示されます。
周期表の元素やバッチテーブルペインの元素列を選択することにより、元素を変更できます。
IntelliQuant で計算した、現在選択されている元素の濃度が表示されます。
IntelliQuant で計算した、現在選択されているサンプルの総マトリックス固形分 (TMS) が表示されます。
周期表の色と元素の濃度の対応について示します。
このタブでは、各元素別の濃度と生 CPS、および存在比 (%) を表で示します。
このタブが表示されていない場合は、[ホーム] タブの [バッチオプション] グループから、[iQ 評価] をクリックしてください。
各列のヘッダーには、フィルター機能があります。
評価 3 以下の潜在干渉がある元素にアイコンが表示されます。
アイコンにカーソルを近づけると、ツールチップに潜在干渉の情報が表示されます。
その行の質量数から、自然同位体比に基づいた計算で求めた元素記号が表示されます。
質量数から元素を決定できない場合は、空白のままです。
ひとつの元素に特定できない場合は、同重体が表示されます。
質量数(2~260)が表示されます。
IntelliQuant 濃度が表示されます。
クイックスキャンで測定したCPSが表示されます。
特定された元素の同位体の相対同位体存在比 (%) が表示されます。
[列の追加/削除] ダイアログボックスが表示され、テーブルに表示する列の表示/非表示を設定します。
テーブルの列表示をデフォルトに戻します。
[テーブルのエクスポート](テーブル全体)ダイアログボックスが表示され、テーブル全体をエクスポートします。
[テーブルのエクスポート](エリア)ダイアログボックスが表示され、テーブルで選択している範囲のデータをエクスポートします。
選択中のデータをクリップボードにコピーします。
検量線ペインで、濃度の単位に「nmol / l」、「umol / l」、および「nmol / l」を設定している場合は、IntelliQuantペインでは濃度をmol関連単位からppb単位に変換します。