加湿器(ヒューミディファイア)の使用について

海水の測定では、オプションの加湿器が必要になります。ネブライザガス(キャリアガス)を加湿して、ネブライザに塩分が析出することを抑制します。

測定は、加湿器が正しく接続されていることを確認してから開始してください。

以下に加湿器の接続方法と使用の要点について説明します。

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加湿器のチューブ接続

  1. 本体からのネブライザガス供給チューブを加湿器の「MAIN IN」に接続します。
  2. 加湿器に同梱されている赤色のチューブを「ON」と「IN」に接続します。
  3. 青色チューブを「BYPASS」と「OUT A」に接続します。
  4. 加湿器の「OUT B」とネブライザのネブライザガス接続コネクターをチューブで接続します。
  5. スイッチを「ON」側にします。

スイッチが「ON」になっていると、ネブライザガスは加湿されます。

 

加湿器に入れる純水の量は、水位線がMINとMAXの間にあることを確認して、いつも適切な水量を維持してください。

 

 

プラズマ補正を行う場合は、加湿器を取り外してから、プラズマ補正を行ってください。加湿器のスイッチを「BYPASS」側にしても、ネブライザガスが応答するのに時間がかかるため、プラズマ補正時には加湿器を取り外す必要があります。

 

 

加湿器のチューブ接続には、インナースリーブを使う必要はありません。

 

 

スイッチを「BYPASS」側に倒すと、ネブライザガスは加湿器を通らずに通過します。加湿器を使わない測定の場合には、「BYPASS」で使用します。