装置の停止

オートチューン中やサンプルの分析の間は、本装置は分析モードになっています。これ以外の場合は、装置はスタンバイモードにします。真空チャンバを開けるようなメンテナンスや移動を行うときは、停止モードにして電源を切ります。

ここでは、本装置をスタンバイモードにする方法と、停止モードにする方法を説明します。

スタンバイモードへの移行

分析が終了した後、スタンバイモードに戻すには、次の手順で行います。

  1. [ホーム] タブの [スタートアップ] グループから [プラズマ] をクリックします。

    確認ダイアログボックスが表示されます。

  2. [はい] をクリックします。

    プラズマが消え、スタンバイモードに移行します。

  3. スタンバイモードに移行したことを確認します。

    スタンバイモードに移行すると、ステータスバー[ステータスビューア] ダイアログボックス機器ステータスペインのインジケーターに [スタンバイ] と表示されます。

    InstrumentStatus00040.jpg 

 

装置がスタンバイモードの間も、排気ダクトが動いていることを確認してください。装置がスタンバイモードのときも、フォアラインポンプの蒸気が排気ダクトに送り込まれています。

 

 

スタンバイモードの状態で、コンピュータの電源を切っても構いません。

 

停止モードへの移行

 

緊急の場合を除いて、本装置の電源を切る前に必ず停止モードにしてください。

 

停止モードにするには、次の手順で行います。

  1. 装置をスタンバイモードにします。

    操作方法は「スタンバイモードへの移行」をご覧ください。

  2. タスクナビゲーターの [ハードウェア] グループから [ダッシュボード] をクリックします。

    ダッシュボードペインが表示されます。

  3. [メインフレーム] の [真空] チェックボックスをオフにします。

    停止モードに移行するためのプログラムが実行されます。

  4. 停止モードに移行したことを確認します。
  5. 停止モードに移行すると、ステータスバーに [停止] と表示され、[ステータスビューア] ダイアログボックス機器ステータスペインのインジケーターがグレー表示になります。

    InstrumentStatusStop.png 

装置を完全に停止する

機器を長期間使用しないときは、機器の電源を切ります。次の手順で行います。

  1. 装置を停止モードにします。

    操作方法は「停止モードへの移行」をご覧ください。

  2. MassHunter Workstationを終了し、コンピュータの電源を切ります。
  3. 本体前面の右下にある電源スイッチをOFFにします。

    電源スイッチのランプが消えます。