LC(Cap LC以外)

  1. スタートアップペインのツールバーから、[点火シーケンスの設定] をクリックし、[ユーザーチューン] を選択します。また、ユーザーチューンペインのツールバーの [グローバルチューンを設定] をオンにします。
  2. ユーザーチューンペインで [ノーガス] チューンモードを設定します。通常は、サンプル導入にペリポンプを使用してチューニングします。標準的なLCの流量は、ペリポンプの速度より速いため、ペリポンプの速度を標準条件より速く設定します。1 ml/min ≒ 0.3 rps
  3. ベースチューンモードに [ノーガス] を選択します。s-モデルの場合は、[ベースクールチューンモード] を<なし>に設定します。
  4. スタートアップペインの [カスタム設定] をオンにします。使用するP/Aファクタ調整用溶液に含まれる質量数を設定します。
  5. サンプル導入に [ペリポンプ] を選択します。LCのチューブはICP-MSに接続しないでください。サンプル導入は、ペリポンプのままにしてください。
  6. プラズマに点火して、スタートアップを実行します。
  7. 安定させるためにLCのポンプをオンにします。LCからICP-MSへは、溶液を導入しないでください。

  8. P/Aファクタ以外のスタートアップ実行時に、1ppbのチューニング溶液をペリポンプに導入します。
  9. P/Aファクタ以外のスタートアップ実行時には、P/Aファクタ調整用をペリポンプに導入します。
  10. LCのポンプを止めて、ICP-MSにLCのチューブを接続し、LCのポンプを再起動します。サンプル導入に [Agilent LC] を選択します。排液するのに充分な速度(通常は 0.3~0.4 rps)をICP-MSのペリポンプ速度に設定します。
  11. データ測定のバッチを作成し、またはバッチを開き、データ測定を開始します。