Cap LC
- スタートアップペインのツールバーから、[点火シーケンスの設定]
をクリックし、[ユーザーチューン] を選択します。また、ユーザーチューンペインのツールバーの
[グローバルチューンを設定] をオンにします。
- ユーザーチューンペインで [ノーガス] チューンモードを設定します。通常は、サンプル導入にペリポンプを使用してチューニングします。標準的な
LC の流量は、ペリポンプの速度より速いため、ペリポンプの速度を標準条件より速く設定します。1 ml/min ≒ 0.3 rps.
- ベースチューンモードに [ノーガス] を選択します。s-モデルの場合は、[ベースクールチューンモード] を<なし>に設定します。
- ダッシュボードペインで、EM パラメータ調整を実行し、P/Aファクタ調整を実行します。
- サンプル導入システムを変更するためにプラズマを消火します。専用のネブライザとスプレーチャンバ-をICP-MSにセットアップします。
- Cap LC のチューブを接続し、ICP-MS からリモートケーブルを接続します。サンプル導入に
[Agilent LC] を選択します。
- Cap LC カラムは接続しないでください。代わりに、チューブを ICP-MS に直接、接続します。
移動相の代わりに、10ppb のチューニング溶液(Li, Co, Y, Ce, Tl)を導入します。
溶液が完全に置換されるまで待ちます。
- プラズマに点火します。
- ユーザーチューンペインで、以下の設定をします。
RF : 1550W
ネブライザガス(キャリアガス):
0.80 l/min
希釈ガス: 0.25 l/min
- ユーザーチューンペインで、カスタムチューンを実行します。
- 信号が最大になるように希釈ガスの流量を調整します。
- タスクナビゲーターの
[スタートアップ] グループから [スタートアップコンフィグレーション] をクリックし、EM とP/A ファクタ以外のスタートアップを実行します。
- 移動相を Cap LC に導入します。溶液が完全に置換されるまで待ち、カラムを接続します。
- データ測定のバッチを作成し、またはバッチを開き、データ測定を開始します。
上記は、Cap LC接続を初めて使う場合のチューニング手順です。2 回目からは、7、8、12、13、および
14 を行います。また、12 の代わりに、プラズマ点火時 8 に、スタートアップを実行することもできます。EM
と P/Aファクタ調整が必要なときは、スタートアップのすべての項目について実行します。