Cap LC

  1. スタートアップペインのツールバーから、[点火シーケンスの設定] をクリックし、[ユーザーチューン] を選択します。また、ユーザーチューンペインのツールバーの [グローバルチューンを設定] をオンにします。
  2. ユーザーチューンペインで [ノーガス] チューンモードを設定します。通常は、サンプル導入にペリポンプを使用してチューニングします。標準的な LC の流量は、ペリポンプの速度より速いため、ペリポンプの速度を標準条件より速く設定します。1 ml/min ≒ 0.3 rps.
  3. ベースチューンモードに [ノーガス] を選択します。s-モデルの場合は、[ベースクールチューンモード] を<なし>に設定します。
  4. ダッシュボードペインで、EM パラメータ調整を実行し、P/Aファクタ調整を実行します。
  5. サンプル導入システムを変更するためにプラズマを消火します。専用のネブライザとスプレーチャンバ-をICP-MSにセットアップします。
  6. Cap LC のチューブを接続し、ICP-MS からリモートケーブルを接続します。サンプル導入に [Agilent LC] を選択します。
  7. Cap LC カラムは接続しないでください。代わりに、チューブを ICP-MS に直接、接続します。

    移動相の代わりに、10ppb のチューニング溶液(Li, Co, Y, Ce, Tl)を導入します。

    溶液が完全に置換されるまで待ちます。

  8. プラズマに点火します。
  9. ユーザーチューンペインで、以下の設定をします。

    RF : 1550W

    ネブライザガス(キャリアガス): 0.80 l/min

    希釈ガス: 0.25 l/min

  10. ユーザーチューンペインで、カスタムチューンを実行します。
  11. 信号が最大になるように希釈ガスの流量を調整します。
  12. タスクナビゲーターの [スタートアップ] グループから [スタートアップコンフィグレーション] をクリックし、EM とP/A ファクタ以外のスタートアップを実行します。
  13. 移動相を Cap LC に導入します。溶液が完全に置換されるまで待ち、カラムを接続します。
  14. データ測定のバッチを作成し、またはバッチを開き、データ測定を開始します。

 

上記は、Cap LC接続を初めて使う場合のチューニング手順です。2  回目からは、7、8、12、13、および 14 を行います。また、12  の代わりに、プラズマ点火時 8 に、スタートアップを実行することもできます。EMP/Aファクタ調整が必要なときは、スタートアップのすべての項目について実行します。