分析を開始する前に実行して装置を最適化します。
ユーザー独自のチューニングパラメータで、スタートアップとデータ測定を実行できます。詳しくは、「ユーザーチューンペイン」をご覧ください。
分析モードの場合は、ステータスバーと [ステータスビューア] ダイアログボックスと機器ステータスペインのインジケーターに [スタンバイ] と表示されます。
[スタートアップ] グループが表示されない場合は、[ホーム] タブの [スタートアップ] グループから [コンフィグレーション] をクリックしてください。
スタートアップペインが表示されます。
各項目の詳細は、スタートアップペインをご覧ください。
通常は、トーチ軸、EM、プラズマ補正、標準レンズチューン、分解能/マス軸、パフォーマンスレポートにチェックを入れます。P/Aファクタは実行する各バッチの中で行うことをお勧めします。なお、ここでいう「標準レンズチューン」は基本的なチューニングのことで、各バッチで使用するチューンモードとは異なります。
通常は、以下を含むチューニング溶液(Li、Y、Ce、Tl 各 1ppb)をお勧めします。
x-レンズの場合 |
プラズマ補正: Ce 1ppb |
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s-レンズの場合 |
トーチ軸: |
Li 1ppb(クール) |
プラズマ補正: |
Ce 1ppb(ホット) |
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標準レンズチューン: |
Co 1ppb(クール) |
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プラズマ補正: Ce 1ppb( ホット) |
確認ダイアログボックスが表示されます。
分析モードに移行し、自動的にハードウエア設定が開始します。 [いいえ] をクリックした場合は、プラズマが点灯して分析モードになった後、何も実行されません。
測定キューペインが表示され、スタートアップの実行状態や実行結果が表示されます。
現在の キューステータス、実行タスク、およびステータスは、[ステータスビューア] ダイアログボックスに表示されます。
詳しくは、パフォーマンスレポートをご覧ください。
ハードウエア設定の実行後、装置の状態を表示/記録することができます。このパフォーマンスレポートは、機器の基本性能を確認/記録するためのものです。
パフォーマンスの測定を開始します。
測定が終了すると、パフォーマンスレポートペインの各タブに、パフォーマンスやチューニング状態、メータ値が表示されます。
パフォーマンス測定の結果が表示されます。
ハードウェア設定やチューンパラメータの値と単位が表示されます。
各チューンパラメータについては、チューンモードペインをご覧ください。
各メータの値と単位が表示されます。各メータについては、[メーターの選択] ダイアログボックスの説明をご覧ください。
サンプル導入タイプ、ネブライザタイプ、およびイオンレンズモデルが表示されます。[設定] ダイアログボックスの [オプション] カテゴリで、[ユーザーチューン] が有効になっている場合は [チューンパラメータ] が表示され、チューンパラメータのタイプ(標準チューン/ユーザーチューン)が表示されます。
[作成] アイコンをクリックすると、パフォーマンスレポートの内容を PDF 形式にエクスポートできます。
キューの最後のキューにパフォーマンスレポートタスクを⾃動的に追加して実⾏できます。詳しくは、測定キューペインをご覧ください。