ここでは、本装置で元素分析を行う際の、大きな流れについて説明します。
各操作の詳細については、それぞれの参照先をご覧ください。
通常はスタンバイモードから本装置の運用を開始します。装置の電源が OFF の状態から開始する場合は、「電源OFF状態からの起動」および「停止モードからの起動」をご覧になり、装置をスタンバイモードにしてください。また、測定するサンプルや標準液をあらかじめご用意ください。また、オートサンプラを使用する場合は、MassHunterを起動する前に、オートサンプラの電源をOnにし、通信のケーブルも接続しておいてください。
MassHunter Workstationの起動 |
MassHunter Workstation を起動します。 |
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ハードウェア設定の確認 |
オートサンプラの有無やネブライザ、レンズの種類などを設定/確認します。 |
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分析前の準備 |
ガス圧や冷却水などを確認、チューニング溶液、標準液、測定サンプル、内標準溶液などをオートサンプラにセットします。 |
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プラズマ点火/スタートアップの実行 |
プラズマを点火後、スタートアップを実行して、機器の最適化を行います。 |
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機器状態の確認 |
各種のメーター値を確認して、機器状態を確認します。 |
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バッチの作成 |
バッチを作成し、測定メソッド、データ解析メソッド、サンプルリストを設定します。 |
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キューの実行 |
作成したバッチをキューに入れて、測定を開始します。 |
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解析結果の確認 |
解析結果は、[ICP-MSICP-QQQ データ解析] ウィンドウで確認します。 |
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レポート出力 |
サンプルレポートやクイックバッチレポートを出力します。 |
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解析結果の保存 |
解析結果を保存します。 |
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プラズマ消火 |
プラズマを消火します。 |
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MassHunter Workstation の終了 |
MassHunter Workstation を終了します。 |
新しい機能やオプションソフトウェアを用いたワークフローについては、「参照」の「ワークフロー」をご覧ください。
有機溶媒、LC(Cap LC以外)、Cap LC および GC での分析に必要な手順については、「標準的でない構成」をご覧ください。
また、レーザーアブレーション装置を使う場合については、「ICP-MS 用レーザーアブレーションICP-QQQ 用レーザーアブレーション」をご覧ください。